民主党の圧勝で、新しい政治が到来です。
自民党の古いベテランから、若い世代の政治家が多く誕生。女性の新人も目立ちました。その中のひとり江端貴子さん(東京10区)は、小池百合子さんに競り勝って見事に当選しました。
江端さんとは、2年ほど前から社外取締役の勉強会でご一緒してきました。経営コンサルティング会社勤務も私の経歴と共通で、また同じ年代ということもあってとても近いものを感じたのはきっとお互いでしょう。素朴でさっぱりした人です。
昨年の秋に、いよいよ選挙かと情勢が緊迫した時には、「がんばって!」と声をかけたものの「民主党の風が吹いても、相手が小池百合子サンでは無理だろうなぁ〜」と正直思ったものです。何ヶ月か待たされて、結果ヨカッタデスネ。チャレンジし続けることの大事さを行動で示してくれました。ありがとう。
政治家を目指すようになった動機にも、とても共感。お母様が病で倒れ介護が必要になった時、今の制度では女性が働きながら介護することは難しく会社を辞めざるを得なかったのだそうです。何で女性が仕事しているといけないの・・、という気持ちを不満で終わらせるのではなく、「では世の中を変えよう。自分が立ち上がろう」と政治家に向けて行動を始めるところがすごい。これはもう是非応援せねば、と思っちゃいます。
私も母の支援が必要になって役所に相談に行った時、「娘さんが同居していると介護支援が出にくく・・・」みたいなことをチラっといわれましたからね。思わず「女性が働いていると、なぜいけないんですか」なんてつい反応したものです。
同じ状況に直面している女性は多いはず。出産と育児にはだいぶ支援策が広がって来ましたが、親の介護まではまだまだです。育児は希望があるし時がたてば子供は大きくなる一方で、年寄りの世話はその先要介護度が進んでいくという先の見えない負担感があります。
当選した江端さんそして民主党の皆様、マニュフェストの実現に向けて一歩一歩また大胆に行動してください。