今までどおり、何食わぬ顔で生きていようにも限界がありますよ。
実際におかしなことだらけなんだから。
1.オリンピックが開催できるなんて思っているのか?
東京だけでも毎日感染者が1000人超えで、収まる気配がない。緊急事態宣言が発動し、これが冬の間だけで終わるというのでしょうか。どう考えたって、この先の見えないコロナ禍でオリンピックなどできそうにない。できたところでせいぜい無観客かごく少数の観客席。
なのに政府はそのことに触れようとせず、表面では「大丈夫です」といった姿勢を取り続けている。そりゃそうだ。やっぱりスポーツを競う祭典は表だけで、開催することの経済効果が第一目的なのだから。
2.働き方改革の名の下に・・
企業の勤務・雇用形態にどんどん手を入れています。
・兼業・副業の解禁
カイシャに入ればそこの利害のために100%を投入するものだった。よそでも収入を得るなんて考えられなかったわけです。
それが、他の仕事で稼いでもいいなんて!“いい”どころか、
「カイシャに頼らず、自分で必要な食いぶちを開拓してください」
といって、他収入を奨励するあり様。
働き方改革といいながら、裏を返せば会社が人材を抱えられず、人件費を抑えていくための手段なんですよ。
・週休3日制
これも同じことです。
・70歳定年制
65歳定年でもずいぶん伸びたと思ったけれど、それを70歳まで伸ばすという。
そんなオジイチャンばかりのカイシャに、活力とか新規開拓のチャレンジなんか期待できるわけがない。人生100年時代の社会コストを企業にも持ってもらいたいからだけ。次の世代を担う若い人には、むしろ邪魔な制度です。
3.景気悪いのに株価だけが上がり続け・・
コロナ禍で移動や外出の制限が敷かれ、企業の業績は軒並み悪化しています。一時期楽観的な気分が流れたのも束の間、緊急事態宣言がまた発されてから皆さんの気落ちは、
「コロナだから仕方ないけど、どよ〜ん・・」
景気が良くなる実感などないのに、株価だけは高値を更新しています。
株価って企業の業績を示す指標のはずじゃないの?なのに何でこの状況で上がり続けるの?
実態を反映しない金融市場なんて人間の操作が入っているからで、そんなご法度がまかり通る世の中なんて。そのうちどこかで破綻するに決まっている。
いやいや、それでも経済中心の世の中にい続けますか?