新興国への事業展開が進むなかで、先進国ではあまり問題にならなかった「人権問題」が企業にとって事業上のリスクとして影響しています。これには自社操業だけでなく、サプライチェーンでのサプライヤーの労務・雇用状況や、地域住民への対応、さらには消費者や生活者の権利についてまでも責任を問われるようになっている、という背景があります。
こうした中で、2011年には国連による「ビジネスと人権に関する指導原則」が採択され、企業に対し、人権課題を経営に組み入れる要請が始まっています。
この講座は世界で認識されている人権について、企業事例や指導原則のポイントを解説するとともに、人権リスクについてどのようなマネジメント展開が必要なのかを学んでいきます。
●日時: 2014年7月30日 – 2014年7月31日 9:30-17:00
●講師: 海野みづえ (株式会社創コンサルティング 代表取締役)
松岡 秀紀 (一般財団法人アジア・太平洋人権情報センター嘱託研究員 、LRQA審査員)
●主なプログラム:
・共通言語としての「人権」を理解する
・企業活動で問題になっている人権侵害
・国連指導原則の解説
・ワークショップ
- 事業活動と人権リスクの演習
- 人権リスク評価
- 事業パートナーとの取引関係
●会場: CSRアジア セミナールーム(東京・恵比寿)
●定員: 20名 (最少催行人数 6名)
●受講料: 70,000円(税抜き・1名様)
●主催; ロイドレジスター クオリティ アシュアランス リミテッド(LRQAジャパン)
※プログラムの詳細とお申し込み: