長らくストップしていたブログ、また綴り続けることにします。
再開時の話題は、来月に迫ったアメリカの選挙から。
クリントンかトランプか・・・。
普通に考えればクリントンが当然次の大統領、と疑いの余地もないと思われていた事態がかなり揺れ動いている。「もしトラ」(もしもトランプが大統領になったら)の報道がここ数日日本でもかなり増えており、騒然としてきた。
主要メディアが報道するものだけでは、本当のところはわからない。メディアは既存勢力のクリントン支持なので、彼女に有利な報道に偏っているという。さらに日本のメディアは政府に都合のいい記事しか書かないので、日本での報道は二重に偏向していると思った方がいい。
「TVディベートでクリントン優位」、「米メディア100誌はすべてクリントン支持」といった報道を見ると、逆にクリントンが支持を失っているので躍起になって「有利」と書きたてていると透けて見えてしまう。
トランプのようなやんちゃ坊主が相手ならば、普通にやっているだけで断然優位に立てるではないか。それなのに、これほど苦戦するのはなぜか。
クリントンは、国務長官時代に極悪非道の数々を平然とやってきたのだ。こんな人が大統領になったら、世界全土が戦争の惨禍に引きずり込まれてしまう。日本ではこのような負の部分はほとんど報道されないので多くの方は彼女が「嫌われている」としか思っていないが、このほか財団への献金疑惑などクリントンは最早犯罪人であり、背景は相当根深い。
トランプを支持したくないが、クリントンの軍産バック路線を阻止するためにトランプが当選するのもそう悪くない・・。
今ではそんな風に考えている。アメリカ覇権の「予定調和」が崩れ衰退しつつあるのだ。どこにもお手本になる依存できる国などないと気づけば、「もしトラ」をポジティブにとらえ、我が進む道を考えることができるはずだ。