楽天では社内の公用語を英語にするそうです。ユニクロも外国人の採用を増やし、そうなれば社内での英語の使用が当然になってきます。
日本製品が世界のいたるところで浸透していることを考えれば、もっと社内のコミュニケーションでも英語が使われてきて当たり前だったくらい。そもそもこんなことがニュースで話題になるなんてこと自体が、チョット・・・ですね。
そういう私ですが、もとは英語コンプレックスの塊でした。英語できます、といって差し支えないと思えるようになったのは40歳過ぎてからですからね。随分と遅い。
私の場合海外留学/勤務経験ほとんどなしで、最長でも6カ月滞在していたくらい。その時は全然英語が上達しなかったです。そんな私が話せるようになったのは、英語のパブリックスピーチをやり始めてからです。
アメリカで始まったトーストマスターズクラブで学び始めたのが10年前。日本にもたくさんクラブがあります。サークル活動ですから、月1000円くらいの会費だけでお金はかからず。マニュアルやミーティング運営のスキームがしっかりしていて、自発的に徐々に学べるようになっていてなかなかのものですよ。
私が参加しているTokyo Phoenix TMCは、経済問題や世界情勢を題材にスピーチできるようになろう、という目的のクラブです。私は「仕事で使える」英語を身につけたいので、このようなお堅いのが好みです。
皆さんも英語の勉強したいけど、と思っている方がいたら一緒にやりましょう。ワタシでも上記のサイトにでもご連絡ください。
英語がしゃべれるようになるには、ともかく話さないとダメです。「私はうまく話せないから、まずは聞いていてそのうち慣れたら・・。」なんて態度だと永遠に話せません。間違ってもいいから、ともかく話す。5分でも英語のスピーチを準備するのは大変ですけど、これを何度もやるうちに、人前で話すことにだんだん慣れてくるもの。クラブはそういう練習の場ですからね。
私が師と仰ぐ方はこのクラブの指導者的な方で、こういう方もボランティアなので費用は全然かかってないです。スピーチは必ず他メンバーのだれかが評価するので、これがまた勉強にもなります。
ところがある程度はこなせるようになると、要領がわかってきて進展が止まってくるのです。直前にちょちょっと適当な準備で済ませられるようになる。
そこで、次のステージでスピーチ上手になるには・・。
私の場合はできるだけたくさん「読む」ことです。読むと話すはつながってないように思えますが、そもそも自分の頭のなかにある知識やボキャブラリーの範囲でしか話せないのです。頭にインプットされてないものが口から出てくるわけないですから。日本語で考えてそれを英語に翻訳すればいいのではなく、英語そのものが浮かぶようにしておく、という考え方です。
といいながら、毎日英語を読破しているわけでなくサボリ気味ですが。まず自分の興味のある記事やレポートを読むことですね。継続は力なり。