暑かった、そして長かった・・・。
一体いつまで続くのか、と、もううんざりだった夏もようやく終わり。今年はこの暑さで八ヶ岳にいることの方が多く、私自身は結構快適に過ごしていました。
両親を長く二人だけで滞在させるわけにいかないので、週末だけでなく3日に1度は行くというサイクルでした。両親の世話だけだったらフラストレーションがたまったでしょうけれど、自分の好きなカントリーライフで気力も体力も充実でき、ストレスなく過ごせたのです。
仕事場にしていた図書館は車で10分のところなので、移動時間の無駄もラッシュの疲れもなく。それどころか、道路に出て山並みと田畑の田園風景を眺めながらゆっくり走ると「これが日本の風景だな〜」となごんでくる。その日の天気や時間で山脈の景色が違う色をしているので、車窓からの眺めも毎日同じじゃないんですね。
東京の家では食事の準備がおっくうなのに、こちらの家では「今日は何にするかな」と献立を考えるのも苦痛なく結構楽しんでました。そして公営の野菜販売所を発見。地元の農家が持ち込んでくるので、新鮮だしとにかく安い。まずここに来て、足りないものをスーパーで買うというパターンでお財布にもやさしい。
家の掃除や補修もしないといけない。これは厄介だ。いつもピカピカとはいかず、そこそこでいいことに決める。それでもテラスのペンキ塗りや障子の張り替えを少しずつやってます。
別荘のいいところは庭があることですが、きれいな花壇を維持なんてことは住んでないと難しいです。都会に住んでいると、庭には適度に木を残したいと考える。でも樹木が茂りすぎると風は通らないし日陰になって家がすぐに傷むのです。そこで、大きな雑木は切ってもらいすっきりしたと思っていると、日が入るようになったので別の木々がどんどん生えてくる。毎年間引いて切っているのに、また出てきて育っていく、という自然の生命力を実感できます。切った木は薪ストーブの燃料に。
ということで、こんな猛暑でも自分用にエアコンかけるということがあまりなくて、だいぶエコだったな。でも車の移動が多かったので、ガソリン使用がぐっと増えてオフセットではゼロだったかも。