八ヶ岳の麓を車で走っていると、「ハッピードリンクショップ」をよく見かけます。ショップというけれど、お店ではなくて、飲料の自動販売機が5〜6台道端に並んでいるだけです。
これが車で5〜10分ほど走るごとにあるのです。
それくらいよく見かけるけれど、ワタシは飲み物を買っている人を見たことがない。歩いて買いに来るところではないから、車で通りがかりに買っていくのでしょうが、ともかく車もとまってない。この程度の販売のために、電気をつけ続けるなんて、何と無駄遣いしていることか・・。
自販機群としてまとまってボンと置いてあるので、景観もずいぶん損ねているのです。飲料メーカーごとに機械をつくるから、各社のドリンクを揃えようとすると何台も置くことになるのでしょう。
家がまばらに散らばってのんびりとした田園風景、そのバックの山々と青い空・・・を楽しんでいると、この自販機群が目について仕方ない。販売機だけでなくて、この看板が一緒に掲げられているのが目ザワリっていうことがわからないのかなぁ。
安さを売りにしているらしく、「激安!」「100円〜」とか余分な札がたくさんついて、これがまた醜さに拍車をかけているのです。そこまでして売って、何がハッピーなんですかね。
そんなことをずっと思っていたところに、イシハラ発言。
自販機の過剰設置は都内だけじゃないんです。
夏の間、冷却を輪番停止するのは都内だけだろうか。私が見かけたショップは山梨県内に広範にあるようで、この際景観も損ねるからやめてしまった方がいいと思うよ。
おや、という電気消費は、自動販売機やパチンコ屋だけでない。
たくさんあるテレビ局を運営する消費電力って相当じゃないの?NHK+いくつもの民放があるけれど、震災の報道見れば、どれも違いがないじゃないですか。同じニュースを流すのなら、これこそ輪番停電していいだろうに。
普通のテレビ番組だって、産業界が工場の操業止めて大変なのだから、そのくらい自主努力して当然でしょう。テレビの計画停電発言が出ないっていうのは、発言するマスコミ自体が当事者で、口にすることが具合悪いからなんでしょうか?
今だけの話でなく、企業からの広告収入がぐっと減ってテレビ局の経営が厳しくなって統合・・・くらいになってもいいのじゃないかと思います。