この言葉は誰でも知っているでしょう。でも本当にそれを信じていますか?
「肉体は死んでも魂には死はなく死後は肉体を離れて霊界に存在し続け、また次に肉体に入って現実社会に生き、これを繰り返す」
といったことです。
ワタシはこれが明確な基本です。いきなり霊とか死の話になりますが、やっぱりこれを最初にいっておかないとこれからのブログにつながらないので。
輪廻転生は仏教界の言葉ですが特定の宗教に限るのでなく、広く東洋的思想に通づるものでしょう。神道界では死亡することを「帰幽」といいます。「幽界に帰る」ということで、同じような考えですね。小さい時から家には神棚があって、「死んだら神様になるのよ」と言われてきましたし。
「死」というと、皆恐れるし口にしてはいけないことのようになってますが・・。
誰にでもいつか訪れるのに、それを表立って考えない方がいいということは、ホントは現実的でない。恐れや不安のウラには、死とはすべての終わりとの考えがあるからでしょう。
でも肉体を動かしている人間の根本は魂の部分で、これは永遠不滅となれば、死への恐れが薄らいできます。そもそも地球上の有機物はすべて劣化・消滅するのですから、肉体だって老化してなくなって当然なんです。
御霊(=魂)が永遠であるなら、今生きている現実界(現世)の前にいくつもの過去世(前世)を経験し、この先には将来世(来世)があるってことじゃないですか。
とりわけ関心あるのが、過去世ですね。ワタシは自分の過去が何だったのかすごく関心があって、いろいろと探ってきました。その中でインドの占星術師が観てくれた過去世が何ともドラマチック。
ーーインドのどこかの地域でそこの首長に嫁いだ。ワタシ自身も地位の高い家だったようだ。そこで子供も生まれ、幸せな家族に恵まれた生活を送っていた。
ところが!! 別の男性を好きになってしまい、家を捨ててそちらに走ってしまった。生涯家に戻ることはなく、この首長の家族や親戚一同にまで泥を塗ってしまったため、大変な事態を起こして一同の怒りを買い続けたーー
作り話だと思えばそれまで。でもワタシはきっとそんなことがあったのだろう・・と思い続けています。
インドには占星術が根付いており、一種の学問領域になって専門の研究機関などもあちこちにあります。ワタシが出会ったのは南インドのディープな感じの地域の方達でした。
それでも皆がそこまで信じているわけでなく、とりわけニューデリーの都会派ビジネスマンには、このような話をしてもほとんど関心なかったですね。
何を信じるかは自分次第です。
過去世のことはともかくとして、御霊こそが「自分自身」であること、これに意識を向けることが重要ということです。