あっという間に春になり、桜も満開。早くもピークを過ぎてます。
今年の冬は全国的に寒くて、記録的な豪雪。ならば、寒さが長く続いて春の訪れが遅いかと思いきや、いやいや逆にすぐに来てしまった・・。季節の変化があまりに極端すぎる。
心地よい春が早く来るのは気持ちも和んでいいけれど、気温が急変しすぎるので、身体の方がうまく調整できず。「季節の変わり目には身体があちこち傷む」と聞きますが、何だか自分にもあてはまってきました。急に暖かくなった日は頭が何となく重たい。花粉やその他の不純物もたくさん舞っているらしくて、外出時にはマスクを離せなくなった。
こんなに簡単に季節が変わってしまっていいのだろうか・・。
冬から春へとゆるやかに気候が変わっていくところを数日で通過してしまうと、動植物にも影響が出るでしょう。カエルもあわてて冬眠から目を覚まし、ボーっとして外界に出たところが、いきなりの暖かさでは・・。私の家の周りでも、春になるとよくカエルがその辺をノソノソしていたのにめっきり減ってしまった。まぁこれは気候変動とは関係なく、宅地化が進んでカエルが育つような水辺とかの環境がなくなっているせいですが。
こんなに春が早く来ると、この先夏はどんな気候になるかが心配です。今年も暑い夏がずいぶんと長く続くのではないか。GWころから夏日の連続とか。
昨年でも十分暑かった。それをさらに記録更新しそうな予感がします。
日本には四季があって生活のリズムがそこからできて、気候を楽しむことで文化や産業もおこってきたのです。それがどうも寒い冬と暑い夏しかなくなりそうで、その間の春とか秋の過ごしやすい時期がぐっと短くなっている。砂漠はこのような極端な気候しかないので、地球全体が砂漠化している表れでしょう。
花を楽しみながらも、早すぎる春に憂慮なのです。