「マッサージなんてどこが気持ちいいのか」と思っていたのは若い頃。肩の辺りに手をかざされるだけでゾワッとして触れられることさえ嫌だったのですが、今やマッサージオタクのきわみです。
先日バンコクで紹介してもらったタイ古式&ハーブボールマッサージでは、心地よい癒しの時間を過ごすことができました。日本人女性が経営しているお店で安心です。バンコクに行く機会があったら、どうぞ寄ってみてください。日本語が通じるので、予約も安心してできます。
http://www.asiaherbassociation.com/index.html
ハーブボールマッサージとは、乾燥しブレンドしたハーブをガーゼのような布で包んでボール状にし、暖めたものを背中などに当てていくのです。ちょっと熱いけど身体がなごんできますし、またハーブのいい香りが立ちこめるので、気分も休まってきます。
ここでは現在200人のタイ女性マッサージ師を雇っているというからスゴイです。バンコクにはたくさんマッサージ店がありますがいかがわしいところや衛生的でないところも多く、そういうところでは女性マッサージ師はお店からうまく使われるだけのようです。そんななか、ここではマッサージをする彼女らが自信をもって仕事に取り組めるようにしているということで、責任もった経営なのです。
このような癒しマッサージもいいですが、それより第一に背中や肩がこわばって治療しないとどうにもならない、ということが多いです。特に海外出張では大変。とにかく飛行機で長時間座っていることが致命的です。目的地に着いて、2日くらいすると背中がゴワゴワで、ホテルでマッサージを見かけると、助かった〜という感じで直行。先日プラハに行った時にも街を歩いていて、「Thai Massage」を見かけてすぐに入りました。Back Specialというコースがあったので迷わずこれを。ヒジでごりごり揉んでくれて随分痛かったけれど、終わってスッキリ。
また、ドイツのホテルでそこのスパに行った時のことです。オイルマッサージがあるのでそれを予約しておき時間になって行ってみると、セラピストは男性。それも若いオニイサン。ええっ!こういうのはだいたい女性じゃないか・・・。念のため「ぜ、ぜんぶ脱ぐんですか??」と聞いてみると「Yes!!」と明るく答えるじゃないですか。そういえばドイツ人って、日光浴とかで裸になることにあまり抵抗ないんだった。昔同僚とそんな話をしていたのを思い出しました。
「カーテンを閉めるから、大丈夫」といって窓の方に行ってシャーっと閉めてくれたけれど、そ、そうじゃないのよ。外がどうとかじゃなくて、アナタとワタシの関係で脱いじゃうわけ、ということじゃないの。心の中で思ってそういう顔をしてみせるけれど、何も通じないみたい。ええい、と始めてもらうと実はいい感じ。手が大きいし力もあるので、固い背中をほぐしてもらいたいマッサージには男性の方がいいんですよね。
今や旅先の楽しみにもなってます。