日本航空がついに破綻です。「大きすぎて潰せない」といわれ再建を先延ばしにしてきたツケにようやく終止符が。日航のもたれあい、放漫経営については多く報じられているのでここで書くまでもありませんが、私が指摘したいのはやはり「透明性」です。公的資金によって支援する以上ステークホルダーも広範囲にわたり、そこに対して会社の実態とこれからの方策がオープンにされることが必然ですから。経営とは関係者が内々で決め...
New Year Resolution
2010年01月13日毎年お正月に1年の大まかな目指す姿をたて、それを翌年レビューしてまた新たな姿を描く・・・ということをやっています。といっても、それほど厳格にやっているわけではないですが。Resolutionを訳すと決意となって、どうしてもムズカシクなってしまう。目標と言い換えてみても、今度は成果を生むようにガッチリ毎日見据えてやり定期的に管理するぞ〜、というものになってしまいます。職業柄、PDCAとか思い浮か...
坂の上は霧の中
2009年12月11日元東大総長の小宮山宏先生は、日本のことを「課題先進国」といっています。日本がこれまでとってきた欧米キャッチアップ型は、「坂の上の雲」を追いかけていったいわば途上国モデル。いざ先進国になって雲の中に入ってみると、遠くから見えた雲が実は霧。つまり、先進国モデルは「霧の中」で問題だらけというわけです。しかしこれを暗〜い表情でいうのではなく、とっても明るく前向きなんですね。課題がたくさんある日本こそ、...
いつでもどこでも太陽光発電
2009年11月24日先日、八ヶ岳の中腹の山小屋でソーラーパネルを設置しているのを見かけました。いまや太陽光発電は珍しくないですが、「山小屋で」というのがポイントです。ソーラー発電、風力発電、バイオマス・・・。どれも化石燃料の代替エネルギーとしてクリーンであることから、地球温暖化対策として重要な手段です。しかしこうした再生可能エネルギーは、エコだけの意味じゃないんですね。自然界で今まで使われていなかったどこにでもあ...